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ISMICSでの発表

今年のMICS関係での出来事を振り返って書いています。6月にはモントリオールでISMICS国際低侵襲心臓外科学会があり、所先生が2演題発表してくれました。 右腋窩切開のAVRと正中切開AVRをpropensity matching して比較したところ、腋窩切開は安全性は変わらず輸血率や術後入院の面で有利との結果です。もちろん創の見た目は圧勝です。質問で正中群の遮断が長いんじゃないかと言われた様です。主に若い先生が正中の執刀してるので80分ぐらいかかってますが実はSTSデータベースの平均も70分台なのです。人はチャンピオンデータだけ記憶に残っていつもそれくらいでやってる気になっていますが、データを客観的に処理すると意外と大した事無いものです。

もう一つは3ポート内視鏡下僧帽弁の発表で電子ポスターでした。これは実は私の演題でしたがポスター発表にモントリオール行くのもどうかと思い、読み原稿を所先生に渡し「このまま読み上げてください」とお願いしてしまいました。

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